2017年07月14日
団体旅行する場合は、バスでいくか高速列車でいくかのどちらかに分かれます。それぞれのメリットはありますが、仮に高速列車で行く場合にはどのようなメリットがあるでしょうか。またどのような問題点があるでしょうか。
列車で現地まで行く方が時間に狂いがない団体旅行に列車で行く時の特徴は、バスに比べて時間が正確なことです。日本の鉄道は、1秒程度しか狂わないといわれていますが、これは通常のダイヤであればもはや当たり前のことで、まず狂うことはありません。もちろん例外的に人身事故が起きたり、信号が故障したりと問題が起きる可能性もありますが、高速鉄道の場合は、列車がコンピューターで制御されているため、ほぼ確実に時間通りつくようになっています。
時間が正確なことで得られるメリットはいくつかありますが、そのうちの一つが計画が立てやすいことです。バスの場合などのように、30分から1時間も時間が狂う場合とは違い、細かな計画が立てやすいことがポイントです。
団体旅行に行くときは、一人で旅行するのと違い、欠席者がいなければほぼ座席が埋まっている状態です。バスに乗っていく場合であれば4列シートが基本になります。バスも横幅に限界がありますので、通路は人が横になってカニ歩きをしないと移動できないぐらいの幅しかありません。
一方、高速鉄道の場合はバスに比べても普通の列車に比べても幅が広がっているのがポイントです。シートもバスに比べると広くなっており、快適に移動することができます。座席の横幅は、バスの場合38センチ程度ですが、新幹線の場合は45センチぐらいあります。
3列ある方のシートの真中は一番広く、それ以上の横幅があるため疲れずに移動できるでしょう。
スピードも速く時間が正確で、しかも快適に移動ができる新幹線ですが、もちろん問題点もあります。バスに比べると料金が高めに設定されていることです。もちろん、極端に高いわけではありませんので、移動時間を短縮することができる点や、快適にどうすることができる点を考えると決して損ではなりません。
また、駅まで遠い点です。バスの場合は、いくつかの停留所があり、自宅から近い停留場利用すれば移動は最小限で済みます。ですが、新幹線の場合は駅の数が少ないため最寄りの駅まで行くのに時間がかかってしまいます。
例えば東北方面の列車であれば、関東の南で利用することができる駅は東京駅と上野駅、そして大宮駅しかありません。もちろん、移動も旅行の行程の一つと考えれば問題ないでしょう。